





あなたも運転中に腰が痛くて辛いなと思った事は無いでしょうか。
今回の記事では車の運転中に腰が痛いと言う方に対して自分でできる対策を3つに分けてお話ししています。
もしあなたが腰の痛みで悩まれているのであればこの方法を試してください。
目次
車の運転中に腰が痛いときの対策その1
1番初めに行っていただきたいことが寝る前に行うストレッチです。
車の運転中と言うのは基本的に同じ姿勢をして、姿勢を正しくすることが非常に難しいのが特徴です。
車を運転しないと言うのはできないことなので基本的な考え方として前の晩の疲労感を次の日に持ち越さないということがとても大切な考え方です。
お腹がすいたらご飯で食べますよね?
体を回復させるために寝る前5分でも10分でも体をケアすることなので次の日に疲労を持ち越さないっていうことが大切です。
ご飯を食べる習慣と同じように、ストレッチをする習慣を体に覚えさせると痛みを感じにくい体を作り上げることができます。
だからこそ寝る前に体をしっかりと整えることで次の日に疲労残さず運転中でも体が悲鳴をあげない体を作ることができます。
ストレッチのポイントとしては股関節と腰の柔軟性をつけるところにあります。
動画を使って説明もしていますので併せてご覧になってください。
運転中ではないですが、内容は似ていますのでこちらも合わせてご覧になって下さい。
お尻を伸ばして腰の筋肉を緩めるストレッチ

- 椅子もしくはベッドに座って、写真の様に足を膝の上にのせます。
- その状態のまま出来るだけ猫背にならずに前に倒して行きます。
- 上記の写真だと右のお尻から太ももあたりがストレッチされて行きます。
- ゆっくり15秒間程度伸ばしながらストレッチをして下さい。
股関節を伸ばして腰の負担を減らすストレッチ


- ベッド、もしくは床に仰向けに寝て下さい。
- 1つ目は足を自分の胸の方に向けて曲げて行きます。ポイントは真っ直ぐに曲げるのではなく、やや外側に広げる様にして下さい。
- ゆっくり15秒間程度伸ばしながらストレッチをして下さい。
- 程度をもっと強くしたい場合はベッドやソファーなどに仰向けに寝て足を落として下さい。
- 手順は全く同じです。決して無理はしない様にして下さい。
寝て腰を捻る方法と立って腰を捻るストレッチ


寝て行う際には大の字に寝て頂き、足を真横にして捻っていきます。
顔は反対、もしくは真上を向く様にして下さい。同じ方向だと捻る強度がかなり下がってしまいます。
左右均等に行い、片側15秒程度を目標に 行って下さい。
次に立って行う場合
足を大きく開いて手を膝の上に起きます。
この状態のままで肩を入れて腰をねじるようにします。
肩から腰がストレッチされている感じがあればOKです。
以上が3つのストレッチ方法となります。
寝る前に行って頂くのが一番効果的です。
5分もあればできるので行って下さい。
その他にもストレッチを載せているので参考になさって下さい。
車の運転中に腰が痛いときの対策その2
次にご紹介をするのが座っている椅子を少し工夫すると言う話をします。
車に座っていると下の写真のような座り方に必ずなってしまいます。

どれだけ意識をしても車の特性上このような座り方になってしまうのである程度仕方ありません。
このような座り方になり骨盤の形を骨盤が寝ると言う言い方をします。
それに対してまっすぐになっている姿勢のことを骨盤を立てると言います。

普段椅子に座っている時などは骨盤を立てるということができるのですが、車の運転中はこのような方法取るのが非常に難しくなってしまいます。
骨盤を立てる為に、いろんなクッション性のあるものが売っていますが、基本的にはタオルでできるので是非行って下さい。
タオルクッションの作り方
タオルを4つ折りもしくは8つ折りにしてください。
その端をお尻半分だけ座るような形にしてもらうと自動的に骨盤が立つ状態になります。
椅子で表すと下の写真のような状態になります。

車の椅子の場合はかなり沈んでしまうので2枚から3枚程度あってもいいかもしれません。
車種によってかなり形状が変わってくるのでご自身の車に実際に乗って大きさに関しては確かめるようにしてください。
骨盤が正しくまっすぐになることによって腰の負担が軽減するので非常に効果的です。
姿勢だけの問題であればタオルを敷くだけで痛みがなくなると言う方も実際にいらっしゃいますのでぜひ試してみてくださいね。
車の運転中に腰が痛いときの対策その3
車で信号待ちをしている時や隙間時間にお腹の筋肉に刺激を入れる
最後にお話をするのがお腹の筋肉に刺激を入れる方法についてお話をしていきます。
腰の筋肉とお腹の筋肉にどのような関係があるのかと思うかもしれませんが、対策2でお話をさせてもらった通り、運転中と言うのは姿勢をまっすぐするのが非常に難しくなります。
姿勢を維持するのはお腹の前の筋肉と腰の筋肉がバランスを取り合うことによってコルセットのような役割をします。
その時にコルセットの役割として大きく力を担っているのがお腹の前にある筋肉です。
下の写真のようにお腹の前にも様々な筋肉がついています。

名前をお話しするととても難しいので省かせてもらいますが、この2つの筋肉は姿勢を丸くすることによって使いにくい状態に変わってしまいます。
本来正しい姿勢になっていると、ある程度筋肉がいい意味で緊張してくれます。
しかし、骨盤が寝ている状態だと正しく使うことができません。
緩めると言うよりも、寝ている筋肉に刺激与えで叩き起こすと言うようなイメージを持っていただければ結構です。
手順としては非常に簡単です。
お腹の筋肉に刺激を入れる手順
車に座っている状態で指をお腹の前に当て込みます。
そのまま左右に揺らすようなイメージで指をお腹の中に入れ込むようにしていきます。

マッサージでぐいぐいすると言うイメージでは無いのですが、ある程度押さえて気持ちいいような感じで筋肉を減らすようにしてください。

反応が良い方は腰の筋肉に刺激を加えると姿勢が真っ直ぐしやすくなると言う方も中にはいらっしゃいます。
本当にこれぐらいで良くなるのかと不思議に思うかもしれませんが、効果はきっちりありますので是非一度試してください。
まとめ



あなたもこの記事を読まれていると言う事は、車の運転中辛い思いをされていたと思います。
でも今回お話をして3つの対策
ストレッチ、椅子、お腹の前の刺激。
どれも簡単に行うことができます。
特別何時間を作らなければいけない事はありませんのでぜひ参考にしながら実践をしてみて下さい。
当院では腰痛の治療を非常に得意としています。
もし痛みがありご自身で対策を行っても良い結果ではしっかりと治療することをお勧めします。
もし毎日辛い思いをされているのであればぜひ下記をご覧になって下さい。