朝腰が痛いときの原因と効果のあるストレッチ

朝起きたら腰が痛い
あきこさん
いててててっ。毎日腰の痛みが強くて辛いなぁ
さいとう
あきこさん。どうしたんですか。凄く辛そうですね?
あきこさん
あっ!?斉藤先生。最近朝起きたら腰が痛くて起き上がるのに時間がかかるんです。
さいとう
なるほど。朝の腰の痛みですね。毎日だと本当に辛いですね。
あきこさん
そうなんです。毎日とにかく辛くて。涙がでてしまいそう。
さいとう
あきこさん。大丈夫です。朝起きた腰が痛い理由と対策を今から細かくお伝えします。自分でできる方法もお伝えするので安心してくだね。
あきこさん
先生。助かります(涙)

あなたもこんな風に悩まれていないでしょうか?

辛いですよね。朝から痛みがあるって。

でも大丈夫です。

朝腰が痛い方には必ず理由があります。

その理由がわかれば簡単に痛みを改善させる事ができます。

目次

朝起き上がる時に痛みがある原因

腰痛の原因

実は朝腰が痛いときの理由と言うのは2つあります。

腰の状態が反り腰なのか平腰なのか。

これによって痛み方が全く変わってきます。

反り腰で太ももの前が突っ張る場合

まず反り腰です。(そりごし)

反り腰は書いて字の如く腰が通常よりも沿っている状態になっている事です。

下の写真をご覧下さい。

通常背骨はこの様になっています。

しかし、反り腰は腰の反りが非常に強くなってしまいます。

腰が反るとどうなるのか?

骨盤が傾いてしまうので、太ももの前の筋肉が固くなってしまいます。

赤色の部分が縮こまってしまい、緑色の筋肉が伸びっぱなしになります。

骨盤が真っ直ぐであれば前の筋肉と後ろの筋肉がバランスよく働いてくれます。

しかし、バランスが悪くなると太ももの前が縮こまってしまって固くなります。

通常は仰向けに寝ると骨盤が平たくなるのですが、反り腰になるとこれができなくなってしまいます。

腰が固まることで朝起きに腰が極端に痛くなってしまいます。

これが一番大きな原因です。

反り腰の方は膝を立てるか横向けになって寝るかになってしまいます。

平腰で太ももの後ろが突っ張って痛みがでる場合

次が平腰。平腰は反り腰と反対で、腰の反りが少なくなってしまっている状態です。

座り方と立ち方はこんな感じ。

よくこの様な姿勢になっていないでしょうか?

パソコンをしている最中やスマホを使っている際。

全てにおいて骨盤が前に出ている状態になっていると平腰になりやすい状況になります。

平腰と言うのは別の言葉で言うと骨盤が寝ていると言うふうにもいいます。

まっすぐにすることを骨盤を立てると言うふうにいます。

このような場合は骨盤を立てないと正常な位置に戻る事はありません。

あきこさん
なるほど。だから私も腰が痛かったですね。良く理解できました。
さいとう
そうなんです。自分で理解できると対策を簡単に考えることができますからね。

自分で反り腰か平腰かを確認する方法

出来れば床が硬いところで仰向けになって寝てください。

ベットでも柔らかくなければ大丈夫です。

そこで手のひらを腰に入れて下さい。

通常は腰に手を入れた場合隙間がギリギリ手のひらが入るくらいです。

この状態で手のひらがスカスカの場合、下手すると手のひらが入ると反り腰。

逆に手のひらが入らない場合は逆に平腰と言われるものです。

一度床に寝て自分の腰を確認してみて下さい。

それによって次の対策が変わってきます。

あきこさん
私手のひらスカスカでした。

朝腰が痛い場合の腰の痛みを改善する方法

今から改善する方法をお伝えします。

必ず自分の腰がどちらかを見てください。

反り腰バージョン

反り腰バージョンでは太ももの前をストレッチするということを基本的に行っていきます。

上記でご説明をさせてもらった通り、反り腰になってしまうと太ももの前の筋肉が硬く縮こまってしまいます。

太ももの前を伸ばすことによって骨盤が反りすぎている状態から元に戻りやすくなります。

反り腰を治すためのストレッチ手順

壁に手をついてバランスが崩れないようにしてください。

その状態で手で同側の足を持って姿勢をまっすぐにします。

腰を少しだけそらすようにしながら足を後ろに引っ張ります。

太ももの前が伸びている感覚があればストレッチができています。

腰をそらしすぎると腰が痛くなってしまうので骨盤を立てるようなイメージで行ってください。

ストレッチをした状態で15秒間から20秒間持続的に伸ばしてください。

両足必ず行うようにして2セットずつストレッチしましょう。

朝と晩に行うのが1番理想的です。

動画でもわかりやすくご紹介していますので併せてご覧になって下さい。

平腰バージョン

平腰の場合は骨盤が寝てしまっている状態です。

背骨は全体でバネのような役割をするのですが、背骨がまっすぐの状態になっているとバネの役割を損なってしまいます。

骨盤が寝てしまっている状態を立てるための方法を今からご説明します。

平腰を治すためのストレッチ手順

次は平腰のバージョンについてお話をします。

先ほどは太ももの前を伸ばすのに対して太ももの後ろをストレッチするという方法をとります。

この方法は2つのストレッチからなります。

1つは太ももの裏を伸ばすストレッチ。

もう一つは太ももの内側の筋肉を伸ばすストレッチ

この2種類を行うようにしてください。

台の上に片足を置いて姿勢を極力伸ばすようにしてください。

ポイントは姿勢が悪くなってしまうとストレッチ効果が著しく落ちてしまうので姿勢には気をつけてください。

ストレッチをする秒数は先ほどと同じで片足15秒間から20秒間行ってください。

左右2回ずつ行うのが理想的です。

2つ目のストレッチは弟の上に足を乗せるまでは同じです。

その状態から足を内側へ斜め45度入れるようにしてください。

斜め45度に入れた状態で姿勢をまっすぐにし前屈をします。

先ほどは太ももの後ろ側が伸びるのに対して、太ももの内側が伸びていく感覚があればストレッチされている証拠です。

秒数と回数に関しては太ももと同じです。

実際に自分で隙間を見たときにどちらでもない場合はとても悩むと思います。

その場合は両方とものストレッチをしていただければ結構です。

反り腰に関しても平腰に関しても手のひらを入れるか入れないかで非常にわかりやすいです。

明らかな場合はすぐにわかると思いますので不明な場合だけ両方とも行うようにしてください。

朝起きた時に腰が痛いのを再発しない為に

再発防止

再発しない為には

自分の体を知って頂いて、それに対して正しい方法で対策を行う事

これにつきます。

色々なストレッチや体操がありますが、まずは自分の腰が反り腰なのか、平腰なのかを知って頂きたいんです。

自分の体を自分で知る事が一番大切ですね。

あきこさん
自分の体って一番わかっている様で一番わかっていないですからね。
さいとう
そうですね。だからこそ自分の体をしっかりと知って頂いて、どんな対策を打てば良いのかを知る事が大切です。

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回は朝起きる時に腰が痛い方に対しての原因とストレッチ方法をお伝えしました。

反り腰や平腰と言うのはあまり聞き慣れない言葉かもしれません。

朝から起きるときに痛みでつらいと言うのは嫌な気分に本当になりますよね。

私も以前3回ほどぎっくり腰を教えるので朝起きるときの辛さはよくわかります。

だからこそ自分自身で自分の体を知ってもらうと言うことをお勧めしています。

検査方法は手のひらを腰に入れるだけなので特に難しいわけではありません。

できるところからで構いませんのでぜひいちど参考にして実践してみてください。

YouTube動画でも両方の症状に対してストレッチをわかりやすくご説明しています。

参考にしていただき定期的に情報提供していますのでチャンネル登録もよろしくお願いいたします。

当院では腰痛の治療を非常に得意としています。

もし痛みがありご自身で対策を行っても良い結果ではしっかりと治療することをお勧めします。

もし毎日辛い思いをされているのであればぜひ下記をご覧になって下さい。

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

私は大好きな祖母の体を治したくて12歳の頃から整骨院の道を志す。 18歳から整骨院で修行をしながら、多くのセミナーや勉強会に参加する。 その中で、祖母と同じ様な症状が改善して喜んで頂ける様になる。 しかし、ここで大きな転機が訪れる。 私が23歳の時に父親が肺癌で他界。 私が治療を行いましたが、ガンに気がつけられず、見つかった時には余命1年。 涙が止まらないくらい後悔 その辛さから日々勉強を始める。 妻、子供も3人いましたが休日は全て勉強当てる。 家族の協力もあり、祖母や父の様な方を多く助ける事がでた。 自分の父や祖母と同じ様な思いをして欲しくない。 そンな思いでYouTubeを使って全国の方に向けてセルフケアの方法などを伝えている。 同時に、自身で本を執筆をして健康増進に役立つ為に情報を伝えている活動も行っている。 現在では全国から患者さんが来院する。